ル コルビジェ、本名 シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ。
今日モダン・クラシックとして生産されているコルビジェの家具は、ほとんどが 1928年にデザインされました。 コルビジェの「回転背もたれ式の小型肘掛け椅子」
「安楽椅子」「休息機械」「ガラス板付きの大型テーブル」「肘掛け付き回転椅子」
などは世界的に知られています。
これらモデルのデザイナーとしてはル コルビジェのほかに従兄弟の
ピエール・ジャンヌ(営業的な業務も担当)と、1927年に二人の事務所に加わった
シャルロット・ペリアン(デザイン作業に関わる)が挙げられます。
さらに絵画や彫刻、都市計画などの分野で多彩な才能を発揮しました。
ロンシャン礼拝堂、ラ・トゥーレットの修道院など打ち放しコンクリートによる 分厚く重たい造形の作品を作り上げ、これらの作品はブルータリスムと呼ばれ、 世界の建築界に大きな影響を与えました。
ル コルビジェがデザインした、日本にある作品では、上野にある
「国立西洋美術館」が彼の唯一の建築物。 |